入れ歯作製後に気をつけること
入れ歯や着色や歯石がつきやすく、食後や就寝前には必ずお手入れをし、清潔さを保つように心がけましょう。入れ歯の汚れを放置すると細菌が増殖し、口臭や歯ぐきの炎症の原因になります。歯ブラシで入れ歯を磨く以外には、専用の入れ歯洗浄剤の使用も効果的です。
また、部分入れ歯の場合は、留め具であるクラスプの凹凸に汚れが溜まる傾向にあります。クラスプの汚れが原因で、隣り合う歯がむし歯や歯周病になる恐れがありますので、注意しましょう。
入れ歯の保管方法
入れ歯の乾燥は、装置のねじれや歪みの原因になります。入れ歯を外した後は、水を入れたコップもしくは水を張った容器に密封した上で保管しましょう。入れ歯の一部が水から出ないように、全体を水に浸すのがポイントです。
また、入れ歯を装着しない日が続く場合は、保管している水を毎日交換しましょう。また、入れ歯の変形を防ぐためにも、定期的に入れ歯を装着するようにしてください。
入れ歯治療後の定期検診
抜歯後から入れ歯を使用し始める場合、抜歯をした箇所の周辺の歯ぐきが痩せていく可能性があります。歯ぐきが痩せてしまうと、入れ歯が合わなくなるかもしれません。入れ歯の治療後は、数か月ごとの定期検診を継続していただき、入れ歯を快適に使える口腔環境を維持しましょう。入れ歯の調整や作り直しも当院にお任せください。